あなたの給与は安い?高い?訪問看護師編

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毎度、金児です。

 

またまたコロナウイルスが広がってきましたねー。

この文章を書いている際にも、大阪で2000名超の感染者さんが確認されたとか。

こうなってくると我々の周りにも影響がないか心配ですね。

やれることは少ないわけですが、今はほんまに対策を徹底しましょう。

来週めっちゃ楽しみにしてる新年会があるんやけど、それは開催できるかしら・・・

 

はい、昨日訪問看護で働く看護師さんをお話していたんですが、その時の話から気になったことを文章にしたいと思います。

 

時給1700円やねんけど安くない??

これはその看護師さんからいただいた言葉。

 

時給という所だけで話をするのは難しいのですが、訪問件数を聞くとアベレージで1日6件、多い時は7件行く時もあると言います。

 

「うん、そうやとしたら安いなー。」

と私からの回答。

 

そもそも訪問看護の仕事の構造を考えないとここの結論にはなかなかいかないので、その辺を分解して考えてみましょうか。

訪問看護のお仕事の構造

訪問看護のお仕事に限らずですが、介護保険サービスの場合、ケアマネジャーさんのケアプランが作成されてサービスが始まります。

訪問看護の場合、加えて先生の指示書が必要になるわけですね。

それらの書類が揃って、サービス提供が可能になりますが、そこに至るまでにはまずはケアマネジャーから新規の利用者様のご相談を頂かなければ仕事は始まりません。

この”仕事をいただくまで”この①営業活動が鍵になります。

 

相談が発生すると、次は調整に入ります。

ケアプランのどこに位置付けていただき、サービスはどの曜日のどの時間帯にどれくらいの時間介入させていただくのか。この辺りを調整した上で先生に指示書をいただきます。どうしても夕方じゃないとダメな人、朝一に服薬確認がある人、などなど。いろんなケースがありますね。

このあたりの順番はケースバイケースとなります。

例えば利用者様が通院している医療機関から、「訪問看護必要やな!」となれば、当然先に指示ありきでサービスが決まってきますし、(ケアプランはその場合でも介護保険サービスの場合必要です。)それが退院時であれば、退院前カンファレンスなどで先に調整をかけた上でのサービス提供となります。

この辺りのことを先生やケアマネジャーと②調整する業務になります。

 

サービスを提供する上で、利用者様と事業所の間で契約を交わさなければいけません。

契約時は利用者様にサービスの内容や頻度、費用などを説明し、ご納得の上で契約を交わします。医療・介護サービスは利用者さまとっては、初めて関わるケースも多く、わかりやすい説明が必要であります。また付随してケアマネジャーさんや他の関連事業所さんとお話しをする、サービス担当者会議というものもあります。

これら③契約に付随する業務になります。

 

ここまできてようやくサービスを提供することができます。

ケアプランに位置づけられたサービスを提供し、日々の記録をつけます。

これが④サービス提供ですね。

 

サービス提供を行なっていく日々を過ごしていたら、スタッフの体調不良がありサービス提供が難しくなった。代わりに違うスタッフを行かせる、もしくは違う曜日に振り替える、時間をずらして対応する、などなど再調整をします。こうなると、当然ケアプランと整合性が取れなくなるので、ケアマネジャーに報告をする必要が出てきますので、報告をします。

この辺の仕事を⑤管理業務としましょう。

 

指示書に基づいたサービス提供をする上で、看護師は月時の計画書を作成した上で訪問を行わねばなりません。また、その計画を踏まえて、1ヶ月でどのようだったか報告書として書面で報告する必要もあります。

これらを⑥書類作成業務ってな感じにまとめましょうか。

 

サービスを提供したら今度は、そのサービス提供をお金にする作業があります。

予定に基づいてサービスを提供できたのか?休みなどのキャンセル、提供日に間違いはないか、日々の記録はちゃんとつけられているか?などなどを確認の上、保険請求を行います。

これがいわゆる⑦請求業務です。

 

頑張っていたら、仕事が増えてきて採用をしないといけなくなった。となれば、今度は看護師さんを集めるためにまた様々な取り組みをする必要があります。SNSでの発信や、求人情報の作成、面接が入ればその対応をしないといけません。これらももちろん業務ですから、これを⑧採用活動とでもまとめときましょうか。

 

採用したスタッフが現場に出るには、引継ぎや教育が必要ですよね。

そのためには利用者さんのもとに同行して指導をすることも時には必要でしょうし、実技練習に付き合ってあげる必要もあるかもしれません。関係機関に一緒にご挨拶に行くこともあるでしょうし、様々な紹介をする時間も入りそうですね。これらをまとめて⑨育成業務とします。

 

全てを言葉にするのは難しいですが、ざっと上げるだけでこんな風に仕事を分解することができます。

あなたはこの業務の中どれだけを担っている?

ザザザーっと上げましたが、ざっと羅列するだけでも

①営業活動

②調整業務

③契約に付随する業務

④サービス提供

⑤管理業務

⑥書類作成業務

⑦請求業務

⑧採用活動

⑨育成業務

これだけ細かく業務を分解することができます。

じゃあこの中であなたはどれだけの仕事を担っているの?という話なわけですが、おそらく大多数の人は④と⑥だけじゃないかな?と思うのです。

それがあかんって言ってるわけでは決してありません。

このサービス提供と書類作成が報酬を増やすための肝中の肝になる業務なので、当然一番大切なのですが構造を理解するっていう意味です。

もっというなら、

介護保険課に対して事務作業をする人

法律の先行きを予見して情報を集める人

普段の掃除や車両点検をする人

物品管理する人

金銭管理する人

などなど他にもまだまだあります。

 

そもそもどれくらい売りあげているんだろう?

給与が低いか高いかを検討する上で自分の請求額はどうなのかを知る必要はあるでしょうね。

・実際に1ヶ月にサービスをどれだけ提供して、請求を上げることができたか。

ここがまず一番ですね。

介護保険サービス、医療保険サービス、これらの比率を踏まえて実際の請求額を見ます。

ざっくり介護保険サービスを6000円、医療保険サービスを9000円として計算してみましょう。(加算や地域区分、細かい話は自分に当てはめて考えてね。)

 

加えて自身のサービス提供における会社に対する影響はどうでしょう?

・キャンセル率はどうか?(稼働率)

・既存の関係機関から再度依頼をいただいているのか?(リピート率)

こんな所ですかね?

自身のサービスを評価していただいて、再度ご依頼をいただけるのであれば、それは事業所にとっては大変大きなプラスになりますもんねー。

大きな貢献と言えます。

 

直接見える数字としてはこの辺りでしょうかね?

会社に対してどれくらい貢献しているんだろう?

前項までに書いた内容はいわゆる入ってくるお金をどうやって上げているか?の話。

では、今度はいかにかかる経費を省いているかの話をしましょう。

 

例えば、自社で勉強会を開催しているとします。

その勉強会にたくさんも人が参加してくださったとして、その勉強会に参加してくださった方からお仕事の相談をいただいたとすれば、それはとてつもない営業効果ですよね?

営業マンを雇って、その人が広報活動をするコストはかかりませんし、勉強会を通して信用していただいた上での依頼ですから、スタートの意識は大きく違います。

 

同じような視点で採用活動にも向けてみましょう?

例えば、人が集まらなくって人材紹介会社を利用している会社があるとして、採用に大きなコストをかけているとしましょう。

かたやインスタグラムで発信を欠かさない人がいて、その人の思いに共感して働きたい希望の人がめっちゃ増えて人材紹介に費用をかけなくなったとすればどうでしょうか?

採用コストはもちろん、共感した方がともに働いてくれるってことは、教育コストも大幅にカットされることが期待されます。

 

売上を上げるという視点以外でも、会社に大きく貢献できることが分かりますね。

 

あなたの時給は安いですか?高いですか?

冒頭の話に戻ります。

今までの話を全て踏まえて、あなたの会社に対する貢献度やあげている売上をみて、自身の給与を考えてみましょう。

仕事を与えられてこなしているのは大前提、その他の要素はどうでしょう?

 

高いと思いますか?安いと思いますか?

 

終わりに

そうだ大それた話ではないんですが、こういう話をするのもええかなーと思って書きました。

こんな話をしてくれる経営者さんはどれくらいいるんでしょうね?

ほとんどいないのが現状かな?

私個人としては、こう言ったコストの意識はサービス提供者として必須であると思っていて、一個人としてサービス提供している時からずっと意識をしていました。

それに対してどれだけの報酬を与えられているのか?

これはプロとして必要な意識であると思うんです。

自分の自己研鑽や日々の頑張りをきちんと目に見える形にすることは本当に大切なことですから。

はい、ってな感じで今日の話を終わります!

ご興味を持ってくださった看護師さんや経営者さんもぜひご連絡くださいませ^^

 

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