キャリアセミナー第二弾チラ見せ解説!
こんにちは、代表のかねこです。
先週、お世話になっている株式会社foot step の筆坂さんが開設した児童デイサービスの内覧会に伺っていました!
自社のリハビリンクデイサービスのオープンを思い出しましたね。
大変な時期だ・・・
事業は違いますが、ともに頑張っていきたいと思います^^
筆坂社長!ファイツです!
心より応援しています♪
児童発達支援・放課後等デイサービス「あしあと」
大阪狭山市西山台6丁目1番7号 1階
さて、本日は先日告知したらソッコー埋まった
「訪問セラピストのキャリアセミナー」についてです。
今回は本告知から立ったの1日で満員になりました。なんで!!!???
前回の地域リハキャリアセミナーも十分濃かったよ!そっちきてよ!笑
twitterでも情報だしてますが、ブログにも載せていきます^^
訪問リハは出世の道が見えやすい
私の経歴から、開設直後の訪問看護ステーションに就職して、営業から実際に訪問、他職種連携、地域での研修参加、自身での勉強会運営と進めてきました。
その中で、他のクリニックの先生からヘッドハントしていただいて転職し、訪問リハの立ち上げ、訪問看護のリハ部門のマネージャー契約、訪問看護ステーションのコンサルティングと仕事の幅を広げてきました。
この経験から、大枠でのキャリアの築き方がイメージできた気がします。
訪問看護に関しては、病院のように組織が大きくないので、
売り上げへの貢献度がまるわかりです。
よって給与交渉はかなりしやすいと思います。
まずは自分が選ばれ、必要とされる訪問セラピストになることが大切です。
その道筋を書いていきます!
訪問セラピストの目指すキャリアの三段構成
⑴セルフマネジメント
まずは自分のキャパを知り、広げる作業です。
病院の時と違い、自分で解決しないといけないことが格段に増えてきます。
例えば、利用者さんに装具が必要な気がする。どうしたらいい??
➡️装具の指示書をもらう必要がある(どの先生に?どうやって?どこで?)
➡️装具外来に出向かないといけない(誰が調整する?誰と行く?)
➡️支払うのは一体誰?(家族?そもそも身寄りは?)
これらの手続きをおよそ一人で調整しないといけません。もちろんケアマネージャーも協力してくれますし、同じ事業所のスタッフも相談に乗ってくれるとは思いますが、実際に動くのはあなたです。
こんな調整をしながら日々の訪問件数は同数こなさないといけないのです。
それを実現するためには、移動時間をフル活用し、電話対応をこまめに行い、常に人の動きを予測する。このようなおよそ病院では行なって来なかったスキルを使う必要があります。
この動きがセルフマネジメントの第一歩です。
稀にこの調整は全て上司がやる事業所もありますが、それは機会損失かなと個人的には思います。
また、これらの上に利用者様の担当者会議や地域の集まりなどが入ってきます。
「全てを管理しながら、自分がモチベーション高く臨床できる時間を知る」
必要があります。
臨床能力が非常に高くても、マネジメント能力が低い方というのも確実にいます。
自分がどのようなセラピストで、どのようなセラピストになりたいか。
明確にすることで努力の方向性も違ってきます。
全利用者を揉んでるセラピストは楽勝かもしれませんが、全て本気で向き合って全て自分が動いていると何時間あっても時間が足りません。
⑵チームマネジメント
上記の個人のマネジメントができれば、今度は仲間のマネジメントも行なっていきます。先ほど書いた、スケジュール管理や個人の力量による訪問件数のコントロールなどが必要になってきます。
また、訪問現場では、実際に利用者への介入場面をともに見て、後進の育成のための指導をすることが難しいケースが多いです。
そのため、いかに利用者のいない環境で的確な指導をし、他スタッフを成長させられるかもスタッフによって大きく違う部分であり差が出ます。
また、組織のマネジメントを行うには、クオリティの維持も必要ですが新規依頼の獲得も重要です。
となると
関連職種との連携はもちろん、事業所の強みを理解しわかりやすく伝える
「プレゼンテーション能力」が必須となります。
自身が現場での実務に問題がなくなれば、次は自身が現場に出ずとも、仲間にそのノウハウを伝え、組織で地域を支えていく取り組みになります。
まあここまでは病院での取り組みと大差ありません。
ただ、
”営業➡️契約➡️介入➡️売り上げ”
この流れがダイレクトに見えるため、責任の所存は明らかです。
ここが面白いところでもあり、難しいところでもあります。
私の体感ではこのチームを支えるマネージャーの存在が最重要であると感じています。
このポジションの人間の力量で売り上げや地域に対する貢献度は大きく変わります。
そういう意味ではこのポジションは訪問セラピストにとって、一つの目標かなと思います。

rawpixel / Pixabay
⑶地域マネジメント
さて、チームのマネジメントができれば次は地域に対してアプローチをかけます。
⑵と⑶は並行して行うことがほとんどだと思いますが。。。
我々専門職だけで出来る事って些細なことで、地域を変えようと思うといろんな人を巻き込んで大きな波を作る必要があります。
そのために他事業所・他職種と共同して社会課題に対して取り組んでいく必要があるわけですね。
自身の事業所での活動と、他事業所を巻き込んだ活動は大きく違います。
自社の看板を背負っての活動になるわけですから、他者からの見る目も違いますし、責任も違います。
そう考えると誰でも任せられる仕事ではありませんね。
- 会社のマインド、
- セラピストとしてのマインド
- 接遇
- 常識
- 立ち振る舞い
様々な面で人としての力量を見られます。
ここまで出来ればあなたはその地域において欠かせない人になっていると思いますよ。
最後に
今回はまとめて訪問セラピストのキャリアデザインの大枠をさらっと書きました。
セミナーではこれをさらに細かく伝えます。そしてどうすれば自身のキャリアに直結するのか。
自分の経験談と現在の情報をもとにお伝えします。
このブログを見てくださっている方で、セミナーに来てくださる方はお楽しみに!
そして、来れない方は次回ぜひご参加くださいませ^^