集客に有効な"リハビリテーション"という視点

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こんにちは、金児です。

本日は海の日という事で、世間は祝日ですが変わりなくお仕事をさせていただいております。

やるべき仕事があるというのはありがたい事ですね^^

先週、新しくアドバイザーとして入らせていただくオーナーさんと面談させていただきました。

事業展開は非常に面白く、私のようなセラピストの工夫がすごく活きそうに思いました。

本日はその様子をブログに書いてみたいと思います。

ご興味のある方は、最後までお読みくださいね。

現状把握

今回の依頼の大枠とそれに対する案、今後の展開を書いてみたいと思います。

※守秘義務がありますので、当然ですがわからないようにいろいろと変えています。

  • 事業所:通所介護事業所
  • 規模:最大30人定員の通常規模デイサービス
  • 営業時間:6-7h
  • 稼働率:68-71%程
  • コンセプト:利用者様自体が主体的に参加できるデイサービス
  • ニーズ:稼働率を上げたい!

話を聞いていても、非常に魅力的なデイサービスでした。

実際の写真や活動の様子も見せていただきましたが、コンセプトに関しては正直いじる必要がないと思いました。

ただ、見せ方にはもう少し工夫がいるのかなという印象です。

内容は非常に魅力的。しかし、いざ利用者さんを勧めるかというと、あと一歩。

現在の通所介護事業は自立支援を推進する動きが高まっており、その部分をうまく見せる必要があると感じました。

稼働率を考える

さて今回のテーマ、稼働率です。

先日記事にも書きましたが、68-71%であればおそらく多少黒字になるかどうかというラインであると推測されます。

先日の記事はこちら

地域密着通所介護45%赤字はガチか?

Contents0.1 先輩経営者からこの記事のリンクが届いた。0.1.1 そもそも稼働率61%とはどんな状態??0.1.2 必要経費のほとんどは人件費0.1.3 ぱっ見てなんだか少ないな?…

80%は超えたいと思っている方がほとんどだと思います。

この辺りを目標にすると、枠に関しては95%埋まっているのが理想的であり、90%を割ってくると80%の稼働率を維持するのはしんどいかな。

稼働率をどうあげよう?

細かいテクニックはたくさんありますが、まずは枠を100%にするのが最優先。なので集客の話をしようと思います。

休みを減らすことも大切ですが、まずは新規利用者を十分に獲得する事が先決です。

そこでカギになってくるのは、どうやってケアマネさんにデイサービスの強みを理解してもらうかです。

十分にデイサービスの良さや強みを理解してもらう必要があります。

ケアマネさんに出入りしてもらえるデイサービスは身近に感じられる。

私の思うお勧めしたいデイサービスは、ケアマネさんがよく出入りするデイサービスであると思っています。

見学、体験、勉強会、担当者会議、その他なんでもいいです。

まずはデイサービスに人の出入りを増やすこと。

人の出入りがあり、活気のあるデイサービスは利用者さんにとって

人気のあるデイサービスに通っている

という付加価値を生むし、スタッフにとっては新しい目が入ることによい緊張感が生まれます

そして肝心のケアマネさんにとっては親近感が生まれます。

いろんな利用者さんがいる中で、相談しやすく、親近感が湧くデイサービスを紹介しやすいというのはイメージしやすいのではないでしょうか?

事業所を訪問する、いわゆる「営業」活動も当然大切ですが、実際に紹介していただこうと思うなら、もう一歩踏み込んだ関係づくりに力を入れるほうが近道であると私は考えます。

自立支援に訴えかけるセラピストの目線

さて次はコンテンツの見せ方のお話。

冒頭でも話した通り、現在の介護保険事業のキーワードは自立支援です。

そこにセラピストの目線は非常にアピールに優れます。

例を出して解説します。

ただ座っている事と、座る事ができる事は違う

さて、食事場面を切り取って座っている人がいるとしましょう。

食べているうちに徐々に姿勢が崩れてきて、手が止まる。後半はムセが多くみられる。

こんなことありませんか??

こんな時にセラピストの目線があるとどうでしょうか??

  • 座っている時間はどれくらいで、耐久性があるか??
  • 姿勢の崩れる方向はどっちか?右?左、ずり落ちる?
  • 配膳の位置はどうか?食べる順番は?

などなど、食事場面を修正することでどのような違いがあるかを見ることが出来ます。

この視点があることで、ただの食事提供から自宅や施設での食事の際の工夫を提案するという

"リハビリテーション"、"自立支援"

の視点が追加されます。

そうするとサービスはその人らしく、その人の持つ力を最大限の力使っての動作の提供へと向かいます。

この視点は、上記の座位を一例にアクティビティにやレクにも活かされ、サービスに大きな付加価値を生み出します

自然と他事業所との差別化が図ることが出来るのではないでしょうか??

今後のアクションプラン

上記のテーマに沿って、まずはケアマネさんの出入りを増やすこと、そしてリハの目線をサービスに入れ込む事を念頭に入れてアクションプランを作りました。

この先の細かなアドバイスは秘密です。笑

実はもう一つの話がメインなのですが、話が具体的すぎるのでまたの機会に笑。

こんなアドバイスを受けたい、デイの稼働率を上げたい、そんな方は是非ご一報くださいね^^

ではまた!

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