KISA2隊に参画しました!
どうも、金児です。
大変ご無沙汰しております!ここ数週間が未だかつてないほどに忙しくって、SNSの更新やHPの更新ができておりませんでした。
昨日は10時に寝てしまって、5時に起きたので朝からパソコンをパチパチと叩いております。
先日ご縁ありまして全国で新型コロナウイルス療養者さんを支援するKISA2隊というチームに参加することになり、普段の業務に追加してその対応をしております。
今はとても楽しく、社内だけでなく社外でもこんな素晴らしい仲間とお仕事をさせていただいていること、本当に感謝しかないです。
今日はKISA2隊に入った経緯や、なんで?
ということを文章に書きたいと思います^^
KISA2隊とは?
そもそもKISA2隊をご存じでない方もたくさんいらっしゃると思うので、まずKISA2隊について簡単に説明したいと思います。
Kansai Intensive area care unit for SARS-Cov2対策部隊 略してKISA2隊です。
京都の医師からスタートした有志の団体で、昨年から活動をしております。
活動内容としては主に、新型コロナウイルスに罹患して在宅療養している方への支援や、ワクチン接種の援助、クラスター施設に対する支援など、多岐にわたります。
最近は関西の夕方のテレビ番組に小林先生(隊長)がよく出演していることもあり、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
実際私の姉も、「あー昨日テレビで見た!」
と言ってましたからw
私とKISA2隊との出会い
現在活動を共にさせていただいているきばこさんというナースさんがいるのですが、きばこさんとは旧知の仲で可愛がっていただいておりました。
そんな彼女がクラスター支援に出たということをSNSで知ったとき、私にも何かできることはないのかな?とふと思ったのです。
そこで情報を集めたときに出会ったのがKISA2隊でした。
そしてさらに調べていくと、普段から仲良くさせていただいている同じ地域の先生方もKISA2隊として活動していることを知ります。
それからいつかセラピストが関われるタイミングが来たら一番に動こうと思っていて、いろんなご縁がつながって今に至ったというような流れです。
実にこの1ヶ月の話です。
受け入れてくださった皆さんや、とりあえず入れてみようと提案してくださった奥先生?に感謝しかありません。(いきなりミーティングに入れていただき脳内フル回転しましたw)
有事の時に有志の力
KISA2隊に入ってすごいなーと思うところは、たくさんの人の思いが集結しているということです。
KISA2隊は大阪隊長の小林先生を含め、医師、コメディカル、エンジニア、デザイナー、たくさんの人が本業を持つ上で構成されています。
いろんな人が関わり、いろんな人が助け合い、力を合わせて、”困っている人をなんとかしたい”という思いで動いています。
実際に時間を共有させていただくとビシビシとその想いの部分を感じるのです。
常に建設的であり、常にポジティブ。
その一員になれて同じ方向を向いているというだけで強烈に背中を押される気持ちです。
KISA2隊は有志のチームであり、やらされている人はいません。

自分ができることってなんだろう?
みなさんご存知の通り、新型コロナウイルスの感染拡大はまだまだ止まるところを知らず、ここ大阪では毎日2万人超の感染者が発生しています。
ワクチンが普及し、感染による重症化リスクは軽減したとはいえ、我々お年寄りと関わる仕事をする人間にとってはまだまだ気を許すことはできません。
そしてこれは、私が今関わっている高齢者施設ではより顕著であり、現場は想像を絶する大変さであり非常に緊迫した空気です。時には悲壮感に包まれていることもあります。
ここで実際に現場にも出ている私が、心がけていることをシェアします。
それは”自分でできることを自分で考えて行動すること”です。
当たり前なことのようですが、この当たり前の大切さを日々実感します。
例えば自分の組織でクラスターが発生し、人手が足りなくなっていたとして、そこに専門職が派遣されたとします。そこでその専門職が、
「何やったらいいですか?」
「何に困っていますか?」
このように聞いてきたらどうでしょうか?
「ありがとう。」という気持ちと「勝手に動いてくれよ。」という気持ち
どちらが勝つでしょうかね?
本当の有事では後者が勝つかもしれません。
もちろんケースバイケースであり、一概には言えません。
自身で判断できないこともあるでしょう。
勝手に判断して後から現場が困ることは当然すべきではないでしょうし、そのあたりも含めて”自分で考える”ことが求められます。
役割を探し、見つけるのです。

私の役割とこれから
私はKISA2隊の中で、クラスター対策コーディネーター(ロジ)をさせていただき、現場と保健所との架け橋のような役割を担っております。
キャリアは少ないながら、今まで医療・介護の現場でのお仕事をさせていただき、現在は自社でも介護事業を経営していることもあり、この間を繋ぐ役割は適任なのかな?と感じています。
いかに限られたリソースを使い、適切に支援を届けるか。
辛い思いをされているお年寄りはもちろん、疲弊する介護スタッフを無理させることなくより良い感染対策を伝えられるか。
短時間の関わりであるからこそ、入り口の部分でまずは受け入れていただき、良い関係性を築くことができるか。
目一杯頭を使って、自分にできる支援を考えていきたいと思います。
最後に
KISA2隊のみなさんにはもちろん、自社スタッフ全員に対して心から感謝しています。
みなさんが受け入れてくれて、許してくれて、私の活動は成り立っていると心から思うのです。
KISA2隊に入り少し忙しくなりましたが、たくさんの素晴らしい出会いがあり、新たな知見が増え、視野が大きく開けました。
自分の役割を全うし、毎日を悔いなく過ごしていきたいと思います。
そしてコロナに負けず立ち向かっていきましょう。
