岡本圭司選手応援プロジェクト②
こんばんは、カネコです!
少し遅くなりましたが、岡本圭司選手応援プロジェクトの決起集会が2/17(月)にありました。
今日はそのレポートと私の思いを書きたいと思います。
まずはプロジェクトの立ち上がりについて!前回のブログをご覧ください。
雪の降らない神戸出身のプロスノーボーダー。 20歳からスノーボードを始めたにも関わらず、TTR6STAR(現在のELITE)であるBURTON OPEN2回の入賞に、2007年の日産X-TRAIL JAM in東京ドームでは日本人トップとなる5位入賞&Most Impressive Rider賞を受賞した当時の日本では断トツの戦歴を残すスロープスタイルライダー。 日本では初となるWコークをメイクした第1人者でもあり、VOLKLのインターナショナルライダーとしてスイス・オーストラリアなどのヨーロッパ、南半球のニュージーランド、そして日本を中心に大会・撮影を転戦した。 また日本を代表するスノーボードチームHYWOD(ハイウッド)を自ら立ち上げ、角野友基をはじめ多くのライダーを育て上げると共に、パークプロデュース、大阪KINGSの立ち上げ、スノーボードフェスMIXJUICE&日本最高峰の大会COWDAYの開催など数多くの企画を手掛ける。 しかし現在は2015年2月に起きたライディングの事故で脊髄損傷の大けがを負い、「WE RIDE FOREVER」のマインドの元、下半身不随から復帰を目指す、「生涯スノーボーダー」を体現する途中である。
Contents
令和元年12月某日。支援者続々と集まる
岡本圭司選手の所属する株式会社プロアスリートの福岡さん、株式会社インクルージョンの藤田さんの呼びかけのもと、岡本選手を応援したい仲間が続々と集まってくる。
株式会社プロアスリート
株式会社インクルージョン
医療・介護・福祉職から飲食、サービス業、マネジメント、営業、コンサルタント、などなどあげれば限りがないほど様々な職種の人が関わることに。
会議前にグループメッセージでやりとりをしていたが、この支援者の数々を見るだけでもどんな会合になるのかワクワク。
令和2年2月17日(月)19:30〜 岡本圭司選手と対面
令和2年2月17日(月)19:30〜
発起人の一人、藤田さんの経営する株式会社インクルージョンのオフイスにて岡本圭司選手と対面しての決起集会が開かれることになった。
会場に到着すると、すでに岡本選手、福岡さん、藤田さんは打ち合わせ中。
そこに続々と支援者が集まり、ついに決起集会がスタート。
今回は大阪以外からの参加者も多く、zoomというアプリを使ってオンラインでの会議参加者もみられた。
改めて藤田・福岡両名による会の趣旨の説明と岡本選手より現在の状況をうかがう。
今はちょうどスノボシーズン真っ只中。
明日から北海道に飛び連日滑るとのこと。そして休むことなく、次は海外のW杯の遠征にも出るとのことで次回のオフは3月の後半。
そんな大忙しの中、「この時間を大切に」と来てくださったとのことだった。
挑戦自体はもちろん、この心意気にも何かお手伝いさせていただきたいと思えた。
リハビリテーション専門職が立ち上がる
この記事を書いている私も理学療法士という国家資格を持っているが、今回の会議には実に6名もの理学療法士が参加していた。
当日の支援者の総数が20名程度であったことから考えると実に1/3にもなる。
我々リハビリテーション専門職は、岡本選手があれだけの大けがを負ってから懸命にリハビリを続け、現在はスノーボードに競技復帰し、パラリンピックに出るかどうかという最前線で戦っているということを、ただ純粋に応援したいのだ。
私は決起集会当日、自己紹介の時に岡本選手にこのように伝えた。
「岡本選手の挑戦に理学療法士としてともに乗せてください。リハビリテーションを仕事にしている私にとって岡本選手の挑戦を応援するのは当前です。」と。
これは決して綺麗事や勢いだけで言ったのではない。
あれだけの怪我を負った一人の人が努力を重ねる事で、また大舞台に立てる事、その挑戦が同じような境遇にある人に大きな勇気を与えてくれることを夢見ているからである。
怪我をしても病気をしても挑戦する権利はある
私は普段、お年寄りの方を相手にデイサービスで運動を指導させてもらっている。
「もー買い物行かれへんわ」
「生きてても楽しくない」
こんなことをおっしゃるお年寄りは実は非常に多い。
やはり年を重ねていくことに、動きも鈍くなってくるし、疲れやすくもなる。
特に大きな病気や怪我をすると、一気に引きこもりがちでありネガティブになってしまう。
そんな時に私はよくこんな風に声かけをする。
「どうやっていいかわからないなら、ほんの少しだけ頑張る目標を立ててみましょう。」
「僕がついているから大丈夫。一度病気になったってまたできるようになりますよ。」
病気や怪我をしたらもう挑戦できない世の中なんて退屈だ。
これは若いもお年寄りも関係ない。誰しも少しでもよくなりたいし、挑戦していい。
少なくとも私は全ての人に対してそう考えている。
だからこそ、
”諦めてしまいそうなほど大きな怪我を負っても挑戦する”
そんな岡本選手を応援したいと心から思ったのだと思う。
岡本圭司選手の現在地
当日話にもあったが、現時点で確実にパラリンピックに出られるかはわからないし、金メダルを取れるかもわからないとのこと。(今年から選考会に出場)
「ただ、本気で頑張りたいと思っている」
この言葉は非常に重く強い言葉であったと思う。
私としては結果はもちろん出てほしいが、この機会に岡本選手と知り合うことができ、ともに挑戦近くで見ることができることを心から喜びたい。
「誰でも挑戦できる世の中へ」
次回以降のアクションを楽しみにしています。
●ちなみに終わってから個別でメッセージを送らせてもらったのだけど、僕の熱さは岡本選手に伝わったようで、「その熱さ嫌いじゃない!」といってもらえました笑。よかったーーー^^
2ショット嬉しい^^ 藤田社長&ヒデさん&岡本選手
後輩のアナちゃんも来てくれて嬉しかったです!
カネコ