正義か悪か白か黒か

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こんばんは、カネコです。
最近うちの社員とやりとりしてまして、
「代表のブログもちろんチェックしてますよ!読むに決まってますやん!」

と言われて嬉し恥ずかしオマイハーでした。(藤井隆)

でも確かにマインドを注入できるので、嬉しいです。

ほんまいつもありがとうございます。

 

さて、今日はマネージャーに求める事の1つ、物事をうまく回す術について書きます。

先に私の大好きなありさ22のtweetより抜粋。

二重アゴのカネコとありさ氏

これね、私も心から同意です。

というかね、そもそも絶対的な答えなんてないねん。

仕事は数学じゃない。

 

アムロが好きかシャアが好きか

大好きなガンダムで考えてみよう。

シャアはジオン軍を率いて人類の是正を図る。

 

アムロは地球連邦軍としてシャアを止める。

 

ただ地球連邦軍もクソな奴もいて、アムロは一時的にシャアと共闘する場面がある。

一方的に敵対するのではなく、部分部分では互いの言葉に納得する場面も見られる。

 

どちらの言い分も筋が通っており、どちら側から物事を見ているかで正義が変わってしまうわけです。

 

これはちなみにドラえもんも言っています。

これ、お仕事の世界でもしょっちゅう見られる現象です。

結論言います。

どっちが正義かはどうでもいい。

グレーを白に、時に黒に変える力をもて

わかりやすく、実体験に基づき職場であった実話で話をしたいと思う。

 

当時の私は、オーナーと現場のセラピストの仲介を担っていた。

 

オーナーからは売り上げの数字を上げることを言われるし、

現場からは労働環境について言われる。

 

当然どちらの言い分もわかる。

私も元々プレイヤーとして現場にいたこともあり、現場のスタッフよりの意見を尊重していた。

 

とある日のこと

幹部が現場スタッフに明らかに間違った指示を出した。

もちろん現場スタッフからは非難が殺到する。

私の元に「こんなことを言われた!」と相談連絡が相次ぐ。

中を取り持つ私としても、さすがにこれはまずいと思い、上の会議に議題をあげた。

 

その時、オーナーから言われた言葉は

「白か黒かはどっちでもいい。」

「この意見を白にするか黒にするかどっちが組織にとって良いと思う?」

という言葉だった。

 

善悪を明らかにし、何が間違っていたかを明らかにすることが何を生むのか。

組織としてどちらの方向に進むことが望ましいのか。

正直その時そこまで考えられていなかった。

無論間違っていたのは客観的に見ると幹部だと思う。ただ、幹部も現場スタッフを陥れようとしていたわけではなく、少しでも売り上げを伸ばそうと思っての行動だった。

 

何が正しい、誰が正しいということを明らかにすることはスッキリして気持ちがいいが

マネージャーにはそこで思考を止めて欲しくない

それよりも先を見据えてほしい。

私は正しい正しくないよりも、それを理解した上での組織に対する行動を全力で評価したい。

大丈夫、愚痴はいつでも聞くから笑。

”負けるが勝ち”これが大人の強さ

小さい時、母とゲームをしていてよく勝っていたなーと思い返す。

思い返すと明らかに勝たせてもらっていたのだと気づく。

 

うちの母は頭がキレる人であり、何事も合理的に考えられる人だ。

全て計算の上で、負け続けてくれていたであろう。

子供を持った今わかる。負けてる方が機嫌もいいし扱いやすい。

 

これは大人の世界でも同じ。

私は下手に勝とうとは思わない。

なんやったら負け続けてもいい。

なので、少々のクレームやいいがかりには強く言葉を返すことはしない。

結果的にうちの会社がたくさんの人に親近感を抱いて身近に感じてもらえて、いろんな人に愛してもらえるなら、勝ち負けなんてどうでもいい。

なんぼでも謝れるし、涙も流せる。(かな?)

 

ただ利用者さんに対することは徹底しているので、不当な評価や扱いを受けるようなことは一切ない。もし誤った解釈でそんなことが起こった時は全力で訂正するし、社員がそうやって陥れられそうになったら全力で守る。

 

言い返す強さではなく、飲み込む強さを持ってほしい。

もちろんヒラの社員にはこんなことは言わないよ。

 

「逆に謝られている」ということ

今までの話を読んで、こうは思わないだろうか?

 

「自分が人から謝られた時、ほんまは自分が言ってたことが間違っていたけど、うまく回すために謝られていたんではないか?」

 

そう、その可能性は大いにある。

大人は安易に指摘したり怒ったりしない。

議論にならずに片付けられる、謝られる、こんな場合は要注意。

自分自身で気づかなければ、永久にほっとかれる可能性がある。

特にマネージャー、幹部クラスの人間は自分に厳しくならなければいけない。

あなたを指導できる人は多くない。

最後に

今日のブログは企業における幹部クラスの人に向けて書きましたが、もちろん今は平社員の人も当然意識してもらうと有意義な内容だと思います。

今一度仕事に対する向き合い方を考えてみてください!

ではーー^^

 

 

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