仕事に生かす現代のSNSの使い方
こんにちは、金児です!
今日は
「仕事に生かす現代のSNSの使い方」
こんなテーマで書きます。
加えて
「っていうかこんなことも仕事になるのか?!」
っていう話をスタッフにしたのでブログにシェアします。
思ったよりも長文になってしまったので暇なときに呼んでね!
「フォロワーが多い」が仕事になる時代
最近では誰もが身近にやってるSNS。
このSNSのフォロワーが多いというのは、実は雇用主からすれば非常に魅力的です。
例えばtwitterのフォロワーが1万人いるとします。
その人が、会社での取り組みを発信すれば何もお金をかけずに1万人に取り組みを伝えることができます。
これすごくないですか??
アナログな話で比較します。
例えば近隣の世帯に1万枚のチラシを巻こうと思ったらどれくらい費用がかかるか知ってますか??
まずSNSと違ってチラシを刷るのに費用がかかりますね。
今ではラクスルなどがでてきて、だいぶ安くなってきましたが、どれでも一枚一円以上はかかります。
加えて、チラシを巻くのには当然人件費がかかります。
新聞の折り込みも同様です。
そう考えると1万枚のチラシを配るのにかかる費用は、たったの一回で数万円もかかります。
あなたはこれを聞いてどう思いますか??
ただチラシにも良さはあって、みてもらう人は絞れませんがエリアを絞ることはできますし、SNSをやっていない人に届けることができます。
近隣の人にどうしても届けたい内容や年齢的に上の世代に限定すれば、効果は高いでしょう。
反対にSNSのフォロワーは見てもらう人を絞ることができますが、エリアを絞ることはできません。(googleのリスティング広告、FBやtwitter広告なんかはエリアも絞れますが、広げすぎると大変なことになるので今回は省きますね)
使い分けが大切ということですね。
さらに具体的な話をします。
もし自分のフォロワーの方が発信に共感して、一緒に働きたいと思ってくれたらどうでしょうか。
現在、理学療法士などの専門職を紹介業者を使って採用した場合、一人当たり三ヶ月〜半年分の月給が紹介料の相場と言われています。
ざっくり100万近いお金を削減することが出来るわけです。(うちは紹介会社を使っていませんが・・・)
もっと言えば、発信に共感してくれた人であれば、会社の理念に共感してくれるはずであり、入職後の教育もスムーズに進む可能性が高いでしょう。
こんな具体例からもフォロワーが多いことの価値というものがわかるかもしれません。
ファンがいることの強さ
最近ではyoutubeがすごい勢いで家庭生活に入ってきて、毎日見ている人も多いと思います。そんなyoutubeの企業案件のオファー額は凄まじいです。
そりゃそうですよね。
考えても見てください。
数百万のフォロワーのいるHIKAKINさんにセブンイレブンの人気商品紹介をお願いすれば、たったの数時間で数百万人にリーチし、即セブンイレブンの棚から商品が消えるのです。
チャンネル登録者に情報をリーチするということは、何にも知らない人に闇雲に情報を伝えることよりも価値があることは容易に想像できるでしょう。
HIKAKINさんほどフォロワーを持てというのは酷かもしれませんが、実際はもっと小規模でもいいのです。
まずは自分のことを知ってくれている、ファンになってくれる人を身の回りに増やすだけでいいんです。
ということで
「仕事に生かすSNSを運用する。」
これはこれからの仕事の仕方の最低ラインになると私は思っています。
意味のある運用とは?
SNSというと何をイメージしますか?
・youtube
・LINE
この辺りですかね?
これらSNSは全て違う特徴を持っています。その特徴を意識せずにただ運用してもうまく情報伝達できません。
私は上記の全てのSNSを使っていますが、全てを使う必要はないでしょう。ちなみにinstagramはまじで家族のこととか、プライベートなことしか言ってないので金児のことが好きでなければいわゆるクソ投稿ですw
加えて、全てを仕事に使う必要もないと思います。
ただ、どうせ時間を使うなら将来につなげたい、仕事に生かしたいという人はぜひ参考にしてほしいなと思います。
各種SNSにはいわゆる”向く投稿”と”向かない投稿”があります。
逆にプライベートなことのみで使いたい人は今日の記事はほとんど参考にならないと思いますw
書き出すときりがないので、twitter、facebook、instagramのメリット・デメリットについて書いてみます!
twitterは匿名性の高いSNSです。
実名よりも匿名のアカウントの方が多いんじゃないかな?
最近は、匿名だからと誹謗中傷を繰り返し訴訟騒ぎになったような事件もあり、少しずつあり方は変わってきていますが、根本的にはサービス開始当初からあまり変わっていません。
メリット
①バズる可能性がある
これはFBやインスタとは大きな違いであり、twitterをやっていれば誰もがバズる可能性を持っています。
これはおそらくRT、引用RTという機能が要因です。全く知り合いでもない人にも、投稿内容が良ければリーチしやすくなっています。
他のSNSは知り合いやその知り合いにしかリーチしにくい、または自らリーチしない設定にしているケースがおおく、バズりにくいです。
tiktokなんかはtwitterに近しい性質を持ってそうですが、僕もおじさん過ぎてtiktokはやってないのでここでは詳しく触れませんw
②メディアに強い
これは実際の体験ですが、色々とメディアから声がかかります。
私はフォロワー1800の大したことないアカウントですが、それでもコメントを求められたり、雑誌に記事を書かないかと誘われたり、こんなことが起こっています。
そういう意味で仕事と親和性が高いのは確かです。
もし個人事業主としてお仕事をするなら、twitterのアカウントは必須であると思います。
逆に匿名のアカウントにはそういった仕事の話は基本的にきません。
情報に信用がないからですね。(稀にそれをも凌駕するアカウントも存在しますが。)
③情報が多い
有名人の方から専門家の方まで実際に利用されている方が非常に多く、どんな情報でも取ることができます。
逆にダラダラみていると無限にみてしまうので時間の管理が必要です。笑
私は最近は仕事のあるときは、見る時間を決めてしまっています。
フォローするアカウントを限定することで、情報を限定して集めることができます。
デメリット
❶炎上のリスクがある
「なかなか狙っても炎上なんてできないよ!」
という声がある反面、実際に炎上騒ぎとなると非常に大変です。
「そんなつもりじゃなかったのに・・・」
みたいになっている人も多くいます。
特に実名での運用をしている人は、注意が必要です。
ただ前述の通り、匿名でないとアカウントの信用が生まれにくいこともあり、メリットとデメリットが混在するSNSと言えると思います。
総評
ビジネスのとの親和性が高い反面、リスクもあるSNS。
個人的な意見としては、実名で自身の意見を発信するのに向いているSNSであると思います。また短文で言いたいことを伝える、言語スキルの向上にもむきます。何が言いたいかわからんと言われたことがある人は、そんな意味でも発信の練習にもってこいです。
NGは日頃の鬱憤や愚痴のような投稿や、匿名性を活かした変わった投稿です。これらは同じような人の共感を生むことや自身のストレスの発散にはなれど、仕事には生きてきません。
twitterは社会的には自分というものを知ってもらう、挨拶がわりのSNSのような位置付けになっていると思います。仕事に生かすのであれば実名での運用は必須でしょう。
私は面接するときや初めての人に会うとき、必ずtwitterを含むSNSをチェックします。
先ほどNGに挙げたような内容の発信をしている人は非常に印象が悪いです。(的をえた批判は特に問題はありませんがあぶねーなとは思います。)
ポジティブにもネガティブにもなり得るものであり、色んなことを踏まえて発信内容を考えてみると良いと思います。
私が社会人になったばかりの頃から流行りだしたSNS。
いっときほど盛んではないような印象ですが、我々よりも少し上の世代の方はまだまだ使っており、ビジネスとの親和性も良好です。
メリット
①知り合いと深い交流が可能
twitterと大きな違いは、原則実名での運用が義務付けられており、知っている人との交流が主なためプライベートな内容も含めて込み入ったコミュニケーションが可能です。
twitterのフォロワーよりもさらに濃いファン作りに向いていると言えると思います。
また、写真の掲載やブログへのリンク、インスタとのリンクなど使い勝手はよく、他のSNSの入り口としても使われます。
②長めの文章を読んでもらえる
twitterとの大きな違いは文字数ですね!
比較的長めの文章を乗せても最後まで読んでくれるので、写真を含めて伝えたい内容は詳しく書くことが可能です。
私も今は複数のブログを書いていますが、この始まりがFBの投稿です。
twitterは要点を整理して伝える、FBは少し長めの文章で深く話を伝える、これらの練習にもなるのでオススメです。
③FBグループへの誘導ができる
さらに込み入った話をしたい時や、限定した仲間に向けて発信したい時にFBグループを作ることが可能であり、限定したページ(コミュニティ)を作ることが容易です。
キングコングの西野さんに代表されるコミュニティを持つということが当たり前になった今、コミュニティの運営は価値を持ちます。(コミュニティを持つことに意味はビジネス的にもめっちゃあるのですが、この辺はまた別の機会に!)
また、参加したコミュニティの中に同じような価値観を持った人や職業倫理観を持った人とも出会いやすいので、そのようなメリットもあります。
より強い仲間、ファンづくりに優れたSNSであると思います。
デメリット
❶広がりにくい
友達申請をして、承認して始まるので少し広がりにくいです。
また実名が基本なので知らない人、あったこと無い人は承認しないという方も多くいらっしゃいます。
実際私も初めは知った人だけにしておりましたが、途中で全員承認に変えた途端、マルチビジネスの人や宗教の人などカオスとなり、知らん人を片っ端から解除するという地獄を味わい、結局知らない人の申請は断るようにしましたw
SNSは使い方を間違えると非常にめんどくさく時間を奪われます。
投稿のシェア拡散に関してもtwitterと比較すると効率が悪いと言えるでしょう。それは前述の通り、実名が原則であることが要因だと思います。実名で拡散するのが少し周りの目が気になりますからね。
純粋にたくさんの人に拡散したい時には不向きなSNSである気がします。
❷若い世代は見ない
これは我々世代よりも少し下の世代ですが、FBのログイン率自体がかなり下がっています。
事実私も見る機会や投稿する機会はめっきり減りました。
でもやはりFBのみでの繋がりもまだまだ存在していて、かかせないSNSであることも間違いありません。
上の世代ではまだまだ名刺がわりに使われていたりもするため、目的によってはまだまだ現役のSNSです。
総評
twitterと比較すると、やはりお堅い印象になるFB。
しかし、長い文章を読んでもらうときやリンクに強いので、やはり固定ファンには刺さりやすいSNSかな?と思います。
そもそも若い世代が少ないということで、発信内容は濃いファン、大人向けが良いかなという印象です。
私はブログの拡散を通して、私の思いを濃く伝えるためのツールとして使っています。
ただFBはわけのわからんネット広告や、マルチビジネスの温床になりつつあるので、情報の精査はしっかりと行う必要があります。
これは他のSNSでも共通ですが、しょうもないゴシップ記事を信用した人の発信なんかがよくありますが、リテラシーが低いことがズバリバレるので下手に拡散するのは要注意ですw
そんな発信するくらいならROMっときましょう!
こちらは若者に非常に人気のSNSです。
写真の投稿が主であり、文章は少し読みにくい仕様です。
芸能人の方の写真投稿なんかはほとんどインスタで投稿されており、テレビなどにもよく使われていますね。
個人ではどうなのでしょうか?
メリット
①物販との親和性が良い
これは写真がメインになるので当たり前ですが、販売する目で見える商品との親和性が非常に高いです。
販売するもの自体の写真、その物を着けている写真、食べ物であれば食べている写真など、臨場感が伝わり購買意欲をそそります。
私もよくラーメン屋の投稿など見ますが、その投稿を見て今日食べるらラーメンを決めたりしますもんね。
自身がコンテンツを扱っている人には良いでしょう。
フィットネスやパーソナルのお仕事でいうと、before afterなんかはわかりやすく視覚に訴えられるのでいいかもしれません。(法律は要要要チェックですがここでは言及しません。)
②若者にリーチしやすい
これはFBとは全く逆ですが、明らかに利用している層が違いますので、その層にハマれば非常にリーチしやすいです。
僕の友達でパーティの仕出しの仕事をしている人がいるんですが、FBからインスタに投稿を変えてバズったと言っておりました。また、storyにtiktokの動画を載せて求人が止まらなくなったという話も。
このあたりは扱うものと誰に届けるかの戦略が重要ですね。
③写真の加工が強い
写真を連続upするstoryはサクサク見られて視聴数が多くなります。
加工も豊富で手軽に興味をひく写真の加工が可能です。
誰が見てくれたかすぐに確認できる仕様になっており、分析をかけやすいSNSであるのも良いですね。
最近は”インスタ映え”なる言葉がありますが、画像の加工や撮り方を工夫してインスタに投稿するのが流行っています。
お仕事的にも映える写真はバズるきっかけなので、一理ありますよね。
デメリット
❶他のSNSやブログにリンクしにくい
インスタはある一定までフォロワーが増えないとブログや他のSNSのリンクができません。
文章からリンクに飛ぶことができないのは、動線が貼りにくく非常に痛い。(インスタからブログや他のSNSに行ったか分析ができない)
ある程度やりこまないといけないのはハードル高めですね。
❷文章が読みにくい
これはスマホからの話ですが、文章を書くのに優れないプラットフォームと言えます。純粋にスマホからタイピングしにくくそれ目的でないのがよくわかります。
あくまで写真がメインでその他はおまけ。
僕の印象としては、storyで興味を引いて個別投稿で刺す(フォロー)こんな感じでの運用がいいかなと。
総評
写真中心の現代のSNSやなーという印象。
企業アカウントが伸びにくいという話もよく聞きますので、イメージとしては個人をメインにその人の魅力で商品を紹介すると
「あの人が使ってる○○」
「あの人が食べている○○」
という繋がりになって使い勝手がいいんでしょうね。
このあたりも踏まえて
一般の個人としてのビジネス的な運用は少しハードルが高いかもしれません。
自分がめっちゃかっこいい、かわいい、面白い、など自信があれば運用もしやすいかもしれませんが、そうでもなければなかなか。
強いコンテンツを持っている(専門運動動画・専門知識・物販×美男美女・おもろい)掛け合わせは強いと思います。
ちなみにNGは自分の子供の写真をアップすることです。(私w)
誰が興味あんねん!!
となります泣。
いや普通に趣味として利用するならいいんですよ!
仕事には生きませんという話です。
具体的な運用
さて特徴がわかった上でどのように使うのがいいか考えてみます。今回は私がどのように使い分けているかのお話を参考にしてもらえたら。(答えのある話ではないです)
①twitter
まず運用の目標を決めます。
例えば私の場合、
・自身の仕事に対する思いを理解してもらうこと
・共感してくれた人と一緒に仕事をすること
です。
そのため、ネガティブな投稿は少なく、事業に関する投稿がほとんどになっています。
人となりも知ってほしいのでプライベートな投稿も多少しますが、そないに見たくないでしょうw
基本的にどうやったら自分のことを知って、ともに仕事をしたいと思ってくれるか、これにほぼ全振りしてます。
まずは運用の目標、届けたい相手を決める。これが重要だと考えます。
設定が固まれば、あとは数を打つだけです。
ちなみにtwitterは投稿のエンゲージメントや、1投稿のプロフィールへのクリック率なども調べられ攻略要素の多いSNSです。仕事に活かす視点で考えるのであれば、いろんな切り口から検討してみるのも面白いです。
②facebook
FBもtwitter同様に運用の目的を決めましょう。
私の場合
・知り合いへ自分の近況を理解してもらう
・新しく知り合った人に自分や自分の周りの人を知ってもらう
こんな風に決めています。
こちらは先ほどの特徴の項でも書きましたが、人となりがわかる投稿が多めでいいかと思います。
写真も多いですし、twitterと比較するとさらに詳しく知ってほしい人に向けてって感じかな?
実際FBでつながっている人はリアルにお仕事やプライベートに近い環境でも会う人が非常に多いです。
なので、仕事に関する情報はブログへのリンクも含めて深めの投稿を中心に行っていますね。
③instagram
完全に友達、仲間レベルの人、家族との交流の場所。
私はコンプライアンス的にも仕事に使えるような写真がほぼないので、インスタはほぼプライベートです。(出張行った時とか仕事の打ち合わせなんかは載せたりしますけど。)
インスタもいつかそういうお仕事ができれば積極的に使いたいな。
最後に
今日は私の独断と偏見でSNSの仕事への活かし方を書いてみました。
私の思いとしては、
「どうせやるなら仕事に生きる使い方をしてみてはどうかな?」
というところです。
フォロワーが多いだけで仕事になる時代です。
ただネットサーフィンするなら、自分の特性を生かして発信内容を考えた上で分析して、少し力を入れて取り組んでみると違った世界が見えると思います。
ただ発信するだけでなく、自分というものを知ってもらうために発信する。
ただ写真を撮るのではなく、誰かに伝えたい写真を撮る。
ただ文章を書くのではなく、自分のスキルを伝えるために書く。
こんなことを繰り返すことで自分の仕事に対する価値観や、仕事に対する思いは変わってくるはずです。
ぜひ参考に明日からの発信内容を変えてみてはいかがでしょうか?
ということで長文失礼しました!
私のアカウント載せとくのでフォローしてね^^
ではまた!